うつ病と疲労感

うつ病では次のようないろいろな身体症状がみられます。

睡眠障害、食欲低下、身体のだるさ、動悸、発汗、めまい、しびれ、口の渇き、胸部圧迫感、
呼吸困難、頭重感、頭痛、便秘、下痢、吐気、腹部膨満感、性欲低下、など

疲労感、全身のだるさ、疲れやすさは、睡眠障害、食欲低下とともに、うつ病の身体症状の中で
多くみられる症状です。

うつ病の人では
「何もしていないのに強い疲労感がある」
「何をするにも体が重くて思うように動けない」
「座っているだけで疲れる」
「すぐに横になりたくなる」
「全身に力が入らない」
などの訴えがみられます。

普通、体の疲れは休息によって回復しますが、うつ病の疲労感は休息しても疲れが取れないのが
特徴です。疲れが取れない日が続き、無力感、億劫感も続く場合は、早めに医師に相談して下さい。