心疾患

2月は1年の中で最も気温の低い季節です。寒く なると多くなると言われているのが心疾患による 死亡です。

心疾患による死亡者数は12月から3月 が多く、6月から9月にかけての暑い時期に比べ2 倍近く増えるようです。

厚生労働省の統計による と平成23年の心疾患死亡者数は約19万人で、全 死亡者に占める割合は15.5%だそうです。

心筋梗 塞などはある日突然命を奪うといった恐ろしい病 気です。

予防のために以下の点について気をつけましょ う。

外出や入浴時の急な血圧上昇を招くような温 度変化に気をつける、禁煙をする、

アルコール摂 取は適度な量にする、塩分・糖分・脂肪分を摂り すぎないバランスの良い食事を心がける、

適度な 運動をするなど。

生活習慣病も影響があるため、 胸に痛みがあるなど、気になるときはすぐに病院 で検査をしてもらいましょう。

PM2.5

現在、中国を中心にPM2.5による大気汚染がひどく、北京では大気汚染警報で最高レベルの

「赤色警報」が発令されているようです。

PM2.5とは大気中に浮遊している小さな粒子のことで、粒子が非常に小さいため

(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系への影響に加え、

循環器系への影響が心配されています。

このPM2.5、対岸の火事と考えていたらとても危険です。

12/22のニュースによると、韓国のソウル市内でPM2.5濃度が上昇しているようで、

日本(特に西日本)にも少なからず影響が出ているそうです。

呼吸器系、循環器系の病気を患ってる方、お子さま、ご年配の方などは、PM2.5用のマスクを

装着するなどの対策を準備しておいたほうが良いかもしれません。

ただし、日々発信されるニュースをチェックして、慌てずに冷静に対応することが大事ですので、

みなさん注意していきましょう。