誰でも自分のことは自分が一番よくわかっていると思いがちですが、ストレスに気がつくのは難しいことがあります。それは高血圧や糖尿病などの内科の病気のように検査ですぐわかるものではないからです。ではどうすればいいかというと、自分でチェックするしかありません。 チェックのポイント 1.ストレスの症状は「心」にも出るが,「体」に出ることが多く、体の弱いところに出やすい。たとえば、胃腸が弱い人は胃が痛くなったり下痢をしたり、緊張しやすい人は肩こり、首がこる、頭痛、眼の疲れなどがあります。 ○体の症状 肩や首筋がこる、背中や腰が痛む、疲れやすい、前日の疲れが朝まで残っている、頭が痛い、食欲がない、動悸・息切れ、めまい、体重減少 ○こころの症状 イライラする、気持ちにゆとりがない、寝付きが悪い、眠りが浅い、健康のことが気になる、何もする気がしない、物事に集中できない、くよくよする、さびしい 2.嗜好品が増えたらストレスのサインです 酒、たばこ、コーヒー、お菓子など自分の好きなものが増えたらストレスが過剰のサインです。 このようなストレスのサインに気がついたら、休息をとる・専門医を受診するなど早めに対処しましょう。
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