うつ病と日内変動

うつ病になると、午前中は調子が悪く、午後から夜にかけて気分がよくなるという
症状がみられ、これを日内変動と言います。

具体的には次のような症状がみられます。
●早朝に目覚めるが、気分の落ち込みがひどく起き上がれない
●朝、新聞を読んだり、テレビを見る気分になれない
●朝食を取りたいと思わない
●会社や学校に行こうと思うが、気力が出ない
●人に会いたいと思わない

日内変動の原因ははっきりしませんが、生体リズム異常が関係していると推測されます。
治療により朝の気分が楽になってくれば、うつ病が改善しているという目安になります。